
熊本県南阿蘇村では、ひとり親家庭を対象に医療費の一部助成を行っています
この制度は、母子・父子家庭にかかる経済的負担を軽減するために設けられています
助成対象者
助成を受けられるのは以下の通りです:
- ひとり親家庭の父または母(扶養する児童が20歳に達する誕生月まで)
- 児童(18歳に到達した日以降の最初の3月31日まで)
なお、児童扶養手当の受給基準に準じた所得制限があり、本人または扶養義務者の所得が制限限度額を超えると助成は受けられません
助成額
助成されるのは、保険診療の一部負担額の3分の2相当額です
高額療養費や附加給付金、公費負担金がある場合は、その額を控除して助成が行われます
ただし、以下の場合は助成の対象外です:
- 健康保険が適用されない場合(例:入院時の食事代や室代差額、健診代、予防接種など)
- 生活保護などで医療費の給付を受けられるとき
診察を受けるときの流れ
1.現物給付
令和7年4月から、社会保険または国民健康保険に加入している方は、医療機関で健康保険証と「南阿蘇村母子父子医療費受給資格者証」(ピンク色)を提示すると、医療費の「1/3」だけを支払うことができます
役場への払い戻し申請は不要です
2.償還払い
現物給付の対象にならない場合は、先に医療費を支払い、後日、住民福祉課で助成金支給申請をする必要があります
対象外となるケースは以下の通りです:
- 受給資格者証を提示できなかった場合
- ひと月に医療費が21,000円以上の場合
- 県外の医療機関を受診した場合
償還払いの必要書類
- 南阿蘇村母子父子医療費助成金支給申請書
- 領収書(診療日付と医療総点数明細が必要)
- 印鑑
診療を受けた日の翌月から1年を経過した日以降は請求できないため、注意が必要です
記事参照元
参考資料:現物給付(医療機関向け)(PDF:131.1キロバイト)
掲載確認日:2025年03月10日
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