高知県高知市が進める猫の不妊・去勢手術費補助事業の詳細

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高知県高知市が進める猫の不妊・去勢手術費補助事業の詳細

受付状況

令和6年度の本事業については、令和7年2月1日現在、申請を受付しています

飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用を補助しています

高知市では、負傷している猫や親猫が産み捨てた生後間もない子猫を収容対象としていますが、これら全てに新たな飼い主を見つけることは難しく、多くが殺処分されています

殺処分される猫のほとんどは、「飼い主がいない猫」が生み落とした生後間もない子猫たちです

小動物管理センターに持ち込まれる乳飲み子猫

猫は繁殖力が強く、1回の出産で4~8匹の子猫を、年間2~3回出産します

処分される命を減らすためには、不妊・去勢手術を実施し繁殖を防ぐことが最も有効です

飼い猫は飼い主の責任で繁殖制限を

動物の愛護及び管理に関する法律が改正され、飼い主の責任として繁殖制限措置の実施が明記されたため、飼い猫への補助は令和2年度で終了しました

補助の対象は「飼い主のいない猫」のみです

補助の対象

補助対象者

  • 高知市に住民登録がある方
  • 飼い主のいない猫の適正管理に取り組むことに同意する方

補助対象猫

  • 高知市内に生息する所有者がいない猫
  • 令和6年4月1日から令和7年3月31日までに不妊去勢手術と耳カットを実施した猫
  • 手術後、元の地域に戻される猫

耳カット等の識別措置が行われていない場合は、補助の対象外となりますので、手術前に動物病院に申し出る必要があります

1人あたり申請できる頭数に制限はありません

補助金額の上限

不妊手術:1匹あたり6,000円
去勢手術:1匹あたり4,000円

手術期間・申請受付期間

令和6年4月1日から令和7年3月31日まで

※先着順で予算がなくなり次第、受付を終了します

郵送での受付は、令和7年3月31日必着です

手続きの流れ

1 不妊・去勢手術の実施

令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に手術と耳カットを実施してください

手術を行う動物病院の指定はありません

2 補助金の交付申請

申請書類を来所または郵送(令和7年3月31日必着)にてご提出ください

審査後、補助金交付決定通知書または交付却下通知書が送付されます

(1)高知市猫の不妊・去勢手術費補助金交付申請兼請求書
PDF Word
(2)猫の不妊・去勢手術費が分かる領収書(原本、領収印が必要です)
※宛名は申請者名で、耳カット済の記載が必要です
但し書きの例:「猫の不妊手術代(耳カット含む)」
不妊・去勢手術代・耳カット代以外を含む場合は、手術費用が分かる明細書を添付してください

(3)振込み先が分かるもの(通帳やキャッシュカードのコピー等)
※申請者本人の口座としてください

3 補助金の支払い

補助金の交付決定後、約1か月後に指定口座へ振り込みが行われます

餌やり禁止ではなく適正管理へ

「かわいそうだから」と餌を与えるだけでは、猫が繁殖し、周囲に迷惑をかけることがあります

高知市保健所には、年間150件以上の猫の糞尿・繁殖等に関する相談が寄せられます

餌やりを禁止しても、猫が縄張りを離れることは少なく、問題解決にはつながりません

飼い主のいない猫を適正に管理しましょう

繁殖制限し、餌・トイレ等を適正に管理することで、糞尿被害やごみ漁り等の環境問題の軽減が可能です

  • 不妊・去勢手術を行い、耳カットも実施しましょう

  • 餌は決まった時間に食べきれる量を与えましょう

  • 置き餌をせず、食べ残しは片付けましょう

  • 餌場の近くにトイレを設置し、清潔に保ちましょう

啓発チラシ

地域猫活動について

高知市では飼い主のいない猫による環境被害を改善するために、不妊・去勢手術や適正管理に取り組む団体に地域猫活動支援補助金交付事業を実施しています

不妊・去勢手術費(メス12,000円、オス8,000円)や広報・啓発費、ボランティア保険料等も補助の対象です

(年間上限20万円、最長3年間)


記事参照元

高知県高知市公式サイト

参考資料:猫の不妊去勢手術費補助事業ちらし [PDFファイル/285KB]

参考資料:PDF [PDFファイル/181KB]

参考資料:啓発チラシ(エサやりさんへ大事なお願い) [PDFファイル/1.57MB]

掲載確認日:2025年02月10日

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