
奈良県御所市では、多世代での同居を目的として住宅のリフォーム工事を行う若年夫婦に対して、補助金を交付します
この施策は、家族が協力しやすい環境を整えることで、若年夫婦が御所市に定住することを促進することを目指しています
この補助金は令和11年度(2029年度)まで実施される予定です
補助金の内容
補助金の内容として、補助対象となる工事にかかる経費の2分の1を補助します
ただし、上限は50万円となります
この補助金は、補助金の交付決定を受けた後に着手するリフォーム工事に対して、一度限りの交付となります
補助対象者
この補助金の対象者は、以下の要件を全て満たす必要があります
- 若年夫婦(夫または妻のいずれかが50歳以下)が対象で、親等が同居していること
- リフォーム工事の施工主であること
- 世帯構成員が補助金の交付日から5年間、同一世帯で同居すること
- 市税等の滞納がないこと
- 他の公的扶助を受けていないこと
- 過去にこの補助金を受けたことがないこと
- 暴力団員でないこと
補助対象住宅
補助対象となる住宅は、次の要件を満たさなければなりません:
- 御所市内に位置していること
- 補助対象者世帯以外の所有権を有していないこと
- 所有権登記が完了していること(未登記の場合は固定資産税に登録されていること)
- 過去に補助金の対象になっていないこと
- 借地の所有者から工事の同意を得ていること
- 別荘など一時的な利用でないこと
- 営利目的に利用しないこと
補助対象工事
補助金の対象となる工事は、建築基準法に適合した居住部分のリフォーム工事です
申請した年度内に工事が完了し、実績報告を行う必要があります
注意
対象世帯の構成員が自ら施工する工事や外構工事は補助金の対象外となる場合があります
詳細は、申請等の手引きをご覧ください
申請に必要な書類
申請者は、以下の書類を提出しなければなりません:
- 誓約書(様式第2号)
- 同意書(様式第3号)
- 関係書類(戸籍謄本または住民票謄本など)
- 補助対象住宅の位置図
- 建物登記簿の全部事項証明書及び見積書
- 現況写真
- 納税証明書等
- 市長が必要と認める書類
交付決定
申請内容について市で審査が行われ、補助金の交付や不交付の決定が行われます
工事着手前に決定されない場合、補助金は対象外となりますので注意が必要です
申請から交付までの流れ
申請後の流れは以下のとおりです:
- 交付決定通知書の送付
- リフォーム工事の実施
- 実績報告書の提出
- 交付額確定通知書の送付
- 請求書の提出
- 補助金の交付
詳しい手続きについては、申請等の手引きを参照してください
記事参照元
参考資料:御所市多世代同居補助金_申請等の手引き
掲載確認日:2025年04月18日
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