
令和7年度不良住宅除却費補助金は、空き家や不良な構造の住宅の除却費用を支援するための制度です
多久市では、市民の安全や住環境の保全を目的として、著しく不良な住宅の除却に対し、費用の一部を補助することを決定しました
特に「空長屋」と呼ばれる住宅についても、除却工事費や隣接住戸の壁補修費用が補助対象となります
補助上限額
この補助金では、空き家の場合、最大100万円(補助対象費用の5分の4まで)、和空長屋の場合は最大80万円(同じく5分の4まで)を支援します
ただし、除却費が国土交通大臣が定める標準建設費を超える場合には、その算出額が優先されます
【例:空き家除却の場合】
- 解体工事費100万円 → 補助金80万円
- 解体工事費125万円 → 補助金100万円
- 解体工事費135万円 → 補助金100万円
補助対象の要件
補助対象となるためには、以下の条件を全て満たす必要があります:
- 「不良住宅」として多久市が認定すること
- 個人の所有する空き家または空長屋であること
- 公共事業による移転や建替え等の補償を受けていないこと
- 他の補助金等を受けていないこと
- 多久市内の業者に工事を発注すること
補助金を受けられる人
次の条件を満たす方が対象です:
- 空き家や空長屋の所有者または法定相続人
- 市税などを滞納していないこと
- 暴力団員でないこと
事前調査について
補助を受けるためには、事前に市の調査と認定が必要です
必ず受付期間内に事前調査申請書を提出しましょう
物件の外観写真や詳細な地図も必要です
事前調査申請受付期間
令和7年5月7日(水)から令和7年6月30日(月)まで
補助金の決定時期
申請された物件については、市が調査し、補助対象の決定を行います
補助対象の決定は8月中旬を予定しています
解体業者との契約は、交付決定後に行ってください
申請に必要な書類
補助対象に認定された場合、以下の書類が必要になります:
- 補助金交付申請書
- 工事見積書
- 市税調査同意書
- 登記事項証明書の写し
- 相続関係が確認できる書類(戸籍謄本など)
- 除却に関する同意書
- 市長が必要と認める書類
これらの書類を提出する際には、注意が必要です
特に、空長屋の除却の場合、隣接者からの同意が必要となります
詳細については、多久市役所 環境課にてご確認ください
記事参照元
参考資料:令和7年度不良住宅除却費補助金チラシ [PDFファイル/451KB]
掲載確認日:2025年04月07日
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