大分県が進める介護テクノロジー機器導入助成金のご案内

介護サービス事業所等への介護テクノロジー機器導入助成金について

大分県では、介護現場の生産性を向上させるため、「介護テクノロジー導入支援事業」を実施しています

この事業では、介護サービス事業者等がテクノロジー（介護ロボットやICT機器）を導入する際に、補助金が交付されます

介護テクノロジーは、介護従事者の身体的負担を軽減し、業務の効率化を実現するための重要な手段です

事業者は導入を検討することで、介護環境を整備できます

事業の概要

■対象事業所

介護保険法に基づく介護サービス事業所や、老人福祉法に基づく養護老人ホーム・軽費老人ホームの事業所が対象です

■補助対象機器

「介護テクノロジー利用の重点分野」に該当する機器が補助対象となります

福祉用具情報システム（TAIS）に掲載されている機器もおおむね対象です

また、知事が認めた機器も対象とします

■補助要件

以下の条件をすべて満たす必要があります：

指定されたセミナーを受講すること
改善活動の計画書を提出すること
業務改善計画書の提出とその効果の報告を行うこと
各種事業所の利用者安全と職員負担軽減についての委員会を設置すること
居宅サービス事業所は、令和7年度中に「ケアプランデータ連携システム」を利用すること

■補助率と上限額

補助率は3/4で、以下の上限があります：

機器の種類	補助上限額
見守り・コミュニケーション	30万円/台
介護業務支援（介護ソフト等）	100万円～250万円/事業所
その他	100万円/台
関連機器（例：介護ソフト+見守りセンサー）	1,000万円/事業所
PC・タブレット等	10万円/台

これらの上限を合計して、各法人あたり最大800万円、特定の機器連携で最大1,600万円が支給されます