
木造住宅に感震ブレーカー設置助成金のご案内
東京都足立区では、強い地震の際に自動的に電気供給を停止する「感震ブレーカー」の設置を対象とした助成制度を実施しています
この制度は、地区を限定せず、令和7年7月15日からは足立区全域の木造住宅に対応することに変更されています
この助成制度は、地震発生時の電気火災を防ぐためのもので、平成27年11月に初めて導入されました
これまで特定地域に限られていましたが、全域への拡大により、より多くの住宅が助成対象となることが期待されています
助成対象地域および建物
- 足立区全域
- 木造住宅(建物の種類は登記簿等で確認されます)
助成対象者
- 足立区に住む方が、その居住住所に感震ブレーカーを設置すること
- 足立区内の住宅を所有する方が、その住宅に設置すること(法人は対象外)
助成対象器具の分類
助成される感震ブレーカーは、震度5強の地震を感知し、警報を発してから約3分後に電気供給を停止します
以下のタイプがあります:
分電盤タイプ(基本型、増設型)
基本型は新規に設置され、増設型は既存の分電盤に後付けされるタイプです
- 設置費用の相場は基本型が7万〜8万円、増設型が3万〜4万円となります
- 設置は、地域の電気工事店に依頼することが必要です
助成金額の算出方法
設置工事費に基づき助成金が決定されます
以下のルールが適用されます:
- 設置工事費(税抜)×助成率または助成限度額のいずれか小さい金額が助成金額となります
- 消費税は助成対象外で、助成金額は千円単位で切り捨てられます
一般世帯 | 木造住宅の個人または木造賃貸住宅の所有者(法人を除く) | 設置費用の3分の2または最大5万円 |
---|---|---|
特例世帯 | 65歳以上、要介護者、障がい者、非課税世帯のいずれかに該当する世帯 | 設置費用の10分の10または最大8万円 |
申請の流れ
助成を受けるための手続きは以下のようになります
1.見積り
- 電気工事店に相談し、見積もりを依頼します
2.事前申込み
- 工事を行う前に必ず事前に区に申し込みます
- 必要な書類を用意し、申請後に郵送される申請書に対応します
3.設置
- 申請書が届いたら感震ブレーカーを設置します
4.助成金申請
- 設置完了後、申請書に必要な書類を添えて提出し、助成金の受領を待ちます
最後に
感震ブレーカーの設置助成を活用することで、災害時の安全性が向上し、安心した生活を送ることができます
ぜひ申請をご検討ください
記事参照元
参考資料:感震ブレーカー助成リーフレット(PDF:993KB)
参考資料:感震ブレーカー設置助成リーフレット【申込書】(PDF:993KB)
参考資料:感震ブレーカー設置助成様式(記入例) (PDF:205KB)
掲載確認日:2025年05月01日
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