
熊本県菊陽町における高齢者向け多世代交流事業の新たな展開
これまで、敬老の日の前後に行われていた敬老会は、令和7年度から新しい形態の事業へと移行します
この新事業は、国の「老人の日・老人週間キャンペーン」に基づき、多世代間の交流を促進することを目的としています
事業の目的
本事業は、高齢者同士だけでなく、様々な世代が交流することを通じて、高齢者が地域で孤立せずに安心して暮らせる環境づくりを目指しています
移行の概要
国の提唱する「老人の日・老人週間キャンペーン」は、すべての高齢者が安心して生活できるまちづくりを目指し、多世代が協力し合う健康長寿社会の実現を目指しています
これまで敬老会に限定されていた補助対象が、より広範に多世代交流事業へと拡充されます
対象となる事業内容
事業内容 | 行事例 |
---|---|
高齢者を中心に多世代で交流する事業 | ・もちつきなどの季節行事 ・竹馬などの昔遊び ・スポーツ行事 |
公民館などで開催する敬老祝いの行事 | ・敬老会 ※記念品の配布のみは対象外 |
高齢者の介護問題などについて考える行事 | ・認知症行方不明者捜索模擬訓練など |
全参加者のうち、半数以上は65歳以上の高齢者である必要があり、参加者は高齢者が10人以上、その他の世代が10人以上、合計20人以上になることが望ましいとされています
補助金額
1行政区当たり、上限は7万円です
対象経費
報償費、消耗品費、燃料費、食料費、印刷製本費、使用料、借上料が対象となります
交付までの流れ
- イベントを実施する1カ月前に交付申請書を提出
- 町で内容を審査後、交付決定通知書が送付されます
- イベントを実施
- 実績報告書を提出
- 町で内容を審査後、確定通知書が送付されます
- 請求書を介護保険課へ提出
注意事項
一般的に高齢者は65歳以上とされていますが、菊陽町では70歳以上を補助対象者とするなど、各自治会で年齢条件を定めることが可能です
様式
交付申請書、実績報告書、請求書の様式は町の公式サイトからダウンロード可能です
記事参照元
掲載確認日:2025年04月22日
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