
令和2年度の感染防止対策支援事業における補助金の不正受給事案について
鹿児島県では、令和2年度の「新しい生活様式に対応するための感染防止対策支援事業」に関連して、不正受給事案が明らかになりました
以下に内容を詳しく説明いたします
1. 不正受給事案の対象事業者
不正を行った事業者は次の通りです:
- e-環強合同会社(志布志市志布志町帖3586-1)
- 風月堂(志布志市志布志町志布志2-10-36)
2. 事案の概要
この事案は、e-環強合同会社が風月堂を含む他の事業者のためにオゾン発生器を購入する際の補助金申請において発生しました
具体的には、e-環強合同会社が申請した3台分のオゾン発生器について、実際には補助対象期間を過ぎてから納品された1台のみが存在していました
しかし、e-環強合同会社は虚偽の領収証を用い、3台分の補助金として30万円を不正に受け取ったのです
さらに、風月堂はオゾン発生器を実際には購入していないにもかかわらず、e-環強合同会社が代行した補助金申請により交付された10万円を受け取ることとなり、その額の一部をe-環強合同会社に渡したことが判明しています
他の1事業者は購入をキャンセルし、申請に基づく補助金の返還を行っています
3. 県の対応
鹿児島県は、このような不正受給に対し、補助金の交付決定を取り消し、30万円の返還を求めることを決定しました
【参考】新しい生活様式に対応するための感染防止対策支援事業の補助内容
この事業では、県内の中小企業や個人事業者が新型コロナウイルスの感染拡大防止のために必要な物品購入費や消毒作業などの外注費用に対して、補助金が支給されます
上限は10万円で、補助率は10分の10となっています
記事参照元
掲載確認日:2025年07月16日
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