
鉛製給水管の取替助成制度について
最終更新日:2025年4月1日
鉛製給水管の使用状況
鉛は加工がしやすく、昔から給水管として多く使われてきました
徳島市でも、大正時代に始まった水道で、宅地に至る給水管に使われました
しかし、時間が経つと腐食が進み、漏水が増えてきたため、昭和53年からは新しい給水管に鉛は使用しなくなりました
水質基準と健康への影響
水道水に含まれる鉛の基準値は、飲用しても健康に影響がないと言われていましたが、体に蓄積されることを考え、国は規制を厳しくしました
現在は、1リットルあたり0.01ミリグラム以下が基準とされています
安全な水道水を利用するために
通常の状態で鉛製給水管を使っていても問題は少ないですが、長時間水を使わないと鉛が漏れ出すことがあります
ですので、最初の水は飲用以外の用途に使うことをおすすめします
鉛製給水管取替工事助成制度
徳島市では、鉛製給水管をポリエチレン管などに取り替えるための助成制度を設けています
これは、平成23年7月1日から始まりました
対象となる工事の費用の一部が助成されますが、所有者が負担しなければなりません
助成対象者
徳島市の水道事業区域内の給水装置の所有者が対象です
助成金の額
- 配水管から水道メーター周りまでの工事は、対象工事費の80%で、上限28万円
- 水道メーター周りおよび、メーターから蛇口までの工事は、対象工事費の全額で、上限10万円
助成は同一給水装置につき1回限りとなります
申請手続き
工事を行う際には、指定の給水装置工事業者に依頼し、代理で申請が行われます
申請の流れは以下の通りです:
- お客さまが業者へ工事を依頼
- 業者が調査し、申請を行う
- 受付後、交付可否の決定
- 交付可の場合、業者が工事を開始
- 工事完了後、業者が助成金請求
- 助成金が振り込まれる
よくある質問と連絡先
質問や詳しい情報は、指定のウェブサイトで確認できます
お問い合わせは、徳島市上下水道局の水道整備課までご連絡ください
記事参照元
参考資料:徳島市上下水道局鉛製給水管取替工事助成金交付要綱(R7.04.01)(PDF形式:145KB)
掲載確認日:2025年04月01日
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