
やさしいまちづくり施設整備助成のご案内
東京都江東区では、多くの人が利用しやすい環境を作るために、バリアフリー改修工事を行う際の費用の一部を助成する「やさしいまちづくり施設整備助成」を実施しています
この助成は、店舗や診療所などの改修工事に適用されます
具体的には、車いす利用者や高齢者がより利用しやすくなるように、出入口の改修、スロープや手すりの設置などが対象です
改修工事を考えている方に対して、工事が助成対象となるのか、また改修に必要な整備基準についての疑問に対しても相談を受け付けています
助成を受けるためには工事着工前に申請が必要です
対象となる建築物
助成対象となる建築物の例は以下の通りです
施設区分 | 対象施設例 | 対象施設規模 | 小規模建築物(200平方メートル未満) |
---|---|---|---|
医療等施設 | 病院、診療所、薬局など | すべて | 〇 |
物販店舗等 | スーパーマーケット、コンビニ、雑貨店、ケーキ屋など | すべて | 〇 |
サービス店舗等 | 郵便局、理髪店、リサイクルショップなど | すべて | 〇 |
飲食店等 | レストラン、カフェなど | すべて | 〇 |
助成額
助成対象経費に対して、最大30万円、工事費の3分の2まで助成が受けられます
助成件数
年度内には約7件程度の助成が予定されています
過去の整備事例
例1: 出入口の戸と傾斜の改修
改修前は急勾配の傾斜があり、出入口の戸は開き戸でした
改修後は引き戸に変更し、傾斜を緩やかにしたことで車いすの方も入店しやすくなりました
例2: 出入口の手すりの設置
改修前は手すりがないため、出入口の段差を昇降することが難しい状況でした
手すりを設置することで、誰でも安全に入店できるようになりました
例3: トイレの手すりと便器洗浄ボタンの設置
以前はトイレの便座に移動する際のつかまる場所がなく、不便でした
L字型の手すりを取り付け、便器洗浄ボタンも手の届く位置に設置したことで、安心して使用できる環境が整いました
申請の注意事項
- 助成対象として決定された後に工事を行ってください
- 年度内に助成金支払いを完了できる計画を立てましょう
- バリアフリー促進のため、整備事例として区のホームページに掲載することがあります
関連文書
記事参照元
参考資料:事業パンフレット(PDF:1,411KB)(別ウィンドウで開きます)
掲載確認日:2025年03月05日
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