
制度の概要・内容
北海道旭川市では、不妊治療にかかる経済的な負担を軽くするために、保険適用の生殖補助医療と併用して自費で行う「先進医療にかかる費用の一部」を助成しています
この助成を受けるには、保険適用の不妊治療が完了した日から60日以内、かつ令和8年3月31日までに治療を終える必要があります
助成される金額は、実際にかかった治療費の10分の7で、上限は35,000円
さらに、旭川市外の医療機関を利用した際の交通費も補助されます
交通費は往復の距離に基づき3分の2が助成され、1回の治療につき最大5回分までです
対象となる先進医療
以下が対象の先進医療です
1. 生殖補助医療と併用した先進医療(単独は不可)
2. 令和6年4月1日以降に始まった治療
具体的な医療
番号 | 治療法 |
---|---|
1 | ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選別術(PICSI) |
2 | タイムラプスによる受精卵・胚培養 |
3 | 子宮内細菌叢検査(EMMA/ALICE) |
4 | 子宮内膜刺激法(SEET法) |
5 | 子宮内膜受容能検査(ERA) |
6 | 子宮内膜スクラッチ |
7 | 強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別法(IMSI) |
8 | 子宮内フローラ検査 |
9 | 子宮内膜受容期検査(ERPeak) |
10 | 二段階胚移植法 |
11 | マイクロ流体技術を用いた精子選別 |
助成回数
助成を受けることができる回数は、保険診療の回数に基づいて決まります
妻の年齢に応じて、次のようになります:
- 39歳まで:1子ごとに6回まで
- 40〜42歳:1子ごとに3回まで
申請に必要な条件
申し込みには以下の条件をすべて満たす必要があります
法律婚または事実婚をしていて、治療開始日から申請日まで婚姻関係が続いていること
令和6年4月1日以降に保険診療で実施された生殖補助医療と併用されていること
治療の開始日に妻の年齢が43歳未満であること
申請期限
治療が終了してから60日以内、かつ令和8年3月31日までに申し込む必要があります
必要書類
申請には以下の書類が必要です:
- 旭川市の申請書
- 不妊治療の証明書
- 領収書
- 通帳のコピー
- 住民票
- 交通費の証明書(旭川市外の医療機関利用の場合)
申請窓口
申請は郵送または来所で受け付けています
郵送の場合は指定の住所に送ってください
参考資料:旭川市先進不妊治療費助成事業のご案内(PDF形式 229キロバイト)
参考資料:申立書
参考資料:旭川市先進不妊治療費助成事業申請書
参考資料:不妊治療費等助成事業受診等証明書
参考資料:こちら
参考資料:旭川市先進不妊治療費助成事業のご案内 (PDF形式 229キロバイト)
参考資料:旭川市先進不妊治療費助成事業申請書 (PDF形式 88キロバイト)
参考資料:不妊治療費等助成事業受診等証明書 (PDF形式 62キロバイト)
参考資料:申立書 (PDF形式 25キロバイト)
参考資料:子育て支援課案内図 (PDF形式 95キロバイト)
掲載確認日:2025年04月01日
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