
岩手県金ケ崎町の空き家利活用補助金について
岩手県金ケ崎町では、空き家を自己居住用住宅として改修するための経費を補助する制度があります
この補助金は、空き家を改修して自身が住むための住宅への転用を支援するもので、申請は令和7年度(2025年度)に大野町で行うことができます
申請期間
申請の受付は、令和7年4月21日(月)から令和7年11月28日(金)までとなっています
補助の対象となる空き家
この補助金の対象となるのは、金ケ崎町に所在する住居用の空き家です
以下の4つの条件をすべて満たす必要があります
- 平成30年3月31日以降に利活用を開始したものであること
- 利活用の開始日から1年以上居住者または使用者がいないこと
- 築20年以上経過している、または自己居住のために空き家バンクに登録されたものを購入し、改修するものであること
- 所有権登記の完了日または売買契約を締結した日から1年以内のものであること
補助対象となる使用用途
改修後、自己居住用の住宅として3年以上活用することが求められます
補助対象者の条件
補助金の対象となるのは、以下の条件をすべて満たす個人です
- 補助対象住宅の所有者または賃貸借を行う方
- 市町村税の滞納者や暴力団関係者、過去にこの補助金を受けたことがある方は対象になりません
補助対象経費
以下の経費が補助の対象となります
- 台所、浴室、洗面所やトイレの改修工事に要する経費
- 給排水、電気またはガスの設備の改修工事に要する経費
- 屋根や外壁等の外装の改修工事に要する経費
- 壁紙の張り替え等内装の改修工事に要する経費
ただし、これらの事業は、交付決定通知後に契約、または着手する必要があります
補助対象事業は消費税及び地方消費税抜きの金額となります
また、他の補助金の交付を受けている経費は対象となりません
補助金の額
補助金は、補助対象経費の3分の2の額と50万円のいずれか少ない方となります
さらに、39歳以下や県外から転入した方が空き家バンクを利用して取得した場合には、上記額に70万円が加算されます
申請方法について
申請書と必要書類を金ケ崎町商工観光課に提出する必要があります
具体的な提出物は以下のとおりです
- 土地、建物の登記事項証明書
- 申請者の納税証明書
- 改修工事費の見積書
- 着工前の現場写真
- 所有者等の同意書
- 賃貸借契約書の写し(賃貸の場合)
- 賃貸借または売買の確約書
- 町長が必要と認める書類
補助金の交付決定と完了報告
申請書類の審査や現地確認の後に交付決定が行われます
また、改修等の完了日から30日以内または当年度の2月末日までには、完了報告書と必要書類を提出する必要があります
募集件数について
令和7年度の募集件数は3件程度となる予定です
その他の注意事項
補助金交付後3年間は住民登録状況が確認されることがあります
参考資料:【R7】改修(自己居住)空き家利活用事業補助金チラシ
掲載確認日:2025年04月21日
前の記事: « 岩手県金ケ崎町の補助金で空き家取得を応援
次の記事: 島根県邑南町の未来を支える助成金制度の全貌 »
新着記事