大阪市で難聴児向け補聴器購入の支援金制度がスタート
大阪市では、身体障がい者手帳の交付対象とならない軽度・中等度の難聴児を支援するため、補聴器の購入費または修理費の一部を支給する制度を設けています
対象者について
支援を受けるためには、次の条件を満たす必要があります
- 大阪市内に在住する18歳未満の難聴児
- 両耳の聴力レベルが30デシベル以上であり、身体障がい者手帳の交付対象とはならない方
令和6年4月から、所得制限は撤廃されます
補聴器の基準
支給対象となる補聴器は、高度難聴用耳かけ型補聴器で、必要に応じてイヤモールドが付属するものが含まれます
支給額と自己負担
補聴器を購入する場合の支給基準額は、1台あたり59,254円（イヤモールド付きの場合）です
自己負担額は1割ですが、生活保護を受けている世帯や市民税非課税世帯は自己負担がありません
補聴器修理の基準額
修理にかかる基準額は次の通りです
| 修理部位 | 基準額（円） |
|---|---|
| 耳かけ型ケース組立交換 | 4,187 |
| 耳かけ型スイッチ交換 | 5,035 |
| 耳かけ型テレホンコイル交換 | 2,809 |
| 耳かけ型極板交換 | 1,643 |
| 耳かけ型ボリューム交換 | 7,208 |
| 耳かけ型マイクロホン交換 | 13,144 |
| 耳かけ型レシーバー交換 | 13,568 |
| 耳かけ型トリマー交換 | 2,120 |
| 耳かけ型フック交換 | 689 |
| 耳かけ型電池ホルダー交換 | 1,113 |
| 耳かけ型耳栓組立交換 | 667 |
| 耳かけ型サスペンション交換 | 710 |
| 耳かけ型アンプ組立交換 | 33,496 |
| イヤモールド交換 | 10,070 |
| コンセント交換 | 922 |
| IC回路交換 | 5,088 |
| イヤホン交換 | 3,685 |
| コード交換 | 752 |
| トランジスターまたはダイオード交換 | 2,279 |
| 抵抗交換 | 2,279 |
| コンデンサ交換 | 2,279 |
| トランス交換 | 2,120 |
| オーディオシュー交換 | 5,565 |
申請方法
申請には、以下の必要書類を用意して大阪市福祉局障がい者施策部に提出してください
なお、補聴器を購入する前に申請する必要があります
既に購入したものは、給付対象となりません
- 大阪市難聴児補聴器購入費支給申請書
- 意見書（指定育成医療機関の医師が作成したもの）
- 補聴器の見積書
- 同意書（様式第8号）
注意点：補聴器の耐用年数は5年です
耐用年数内の新たな補聴器購入にかかる再支給申請はできません
また、修理費は同一年度内に1回だけ助成されます
詳細情報
詳しい情報については、大阪市の公式ページを参照してください
参考資料：大阪市難聴児補聴器購入費等支給事業のご案内（チラシ）(PDF形式, 56.19KB)
参考資料：大阪市難聴児補聴器購入費等支給申請書（様式第1号）(PDF形式, 91.34KB)
参考資料：（記入例）大阪市難聴児補聴器購入費等支給申請書(PDF形式, 174.88KB)
参考資料：大阪市難聴児補聴器購入費等支給意見書（様式第2号）(PDF形式, 63.23KB)
参考資料：同意書（様式第3号）(PDF形式, 78.68KB)
掲載確認日：2025年03月21日
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